私たちの想い

現在、児童虐待、不登校、いじめ、自殺、貧困、少年犯罪、望まない妊娠など、子供や若者を取り巻く現状や人権にかかわる問題が山積みしている現代。今を生きることが苦しく、逃げる場もなく追い詰められていく子どもたちが、これまで以上に増えています。

親子関係のこじれや虐待が起こり、家庭に安心して暮らしていられなくなる青少年たちや、 貧困や非行などの問題で家庭に居場所がなくなった青少年たち、児童養護施設等を退所し、働かざるを得なくなった青少年たち。そんな青少年たちに、安心できる居場所（＝帰る家）をつくり、そして可能性のある子どもたちの未来を拓くために、一般社団法人自立支援センターを設立しました。現代の子どもたちを取り巻く問題解決に対して同じ志を持つ仲間たちが集まり、教育・福祉・地域・企業など様々な分野からの経験を活かし、青少年一人一人に寄り添っていければと思います。

入居する子どもたちに対し、ホームでの日常生活を通して、生活面・就労面での相談及び支援を行い、自立という目標に向けて毎日の生活、仕事が充実するよう取り組み、社会に順応できる人間形成に努めて参ります。そして私たちの取り組みの一つひとつの積み重ねが、地域児童福祉サービスの推進と発展につながることを願っています。

代表理事　森島 一兆