浜松市 一般社団法人自立支援センター
運営する自立援助ホーム ダイブ のご案内
一般社団法人自立支援センターが運営する「自立援助ホーム」では、家庭内暴力や親の離婚、親子関係がこじれなど、なんらかの理由で家庭にいることができなかった15~20歳の子どもたちがスタッフと共に暮らし、社会に出るための自立を目指す援助ホームです。
ダイブでは、過酷な環境を生きてきた子どもたちが健康的に暮らすための「衣食住」、そして「心の休まる場所(家)」の確保とともに、青少年たちが成人し社会に出るための必要な「暮らし方」「働き方」「考え方」をスタッフが助言します。 そして、ダイブに携わる企業間や地域におけるネットワークを通じて、入所する子ども一人一人の適正にあった業種/職種の就労先への紹介を行うなど、より具体的な方法で自立をサポートします。
自立援助ホームは、子どもたちにとっての“わが家”です。ホームに帰るとリビングから「おかえり」と声をかけられ、一緒に夕食を食べたり、「家族」とともに時間を共有する。誰かと話したいときはリビングに集まり、勉強や休息したいときは自室に戻る。そんな、子どもたちがフラットな状態でいられる場です。
自立支援を行いますが、「子ども 対 スタッフ」という関係を超え、安心して気兼ねなく相談ができる「家族」のような関係性の中で、子どもたちが「自分らしく生きられる道」を切り拓いていく支援を行ってまいります。
自立援助ホームダイブの一番の特徴は、社会に出たあとに「企業の中で働く」ことをより具体的にイメージした就労サポートです。なんらかの理由で家庭にいられなくなった子どもたちの離職率/非正規雇用率が高い現状。そんな中、より子どもたちの「自分の適性にあった企業とのマッチング」、そして「自分に向いていること/やりたいことを仕事とし、希望を持って仕事に取り組めること/長く続けられること」が重要と考えます。
ダイブは、教育・福祉だけではなく、「社会人として世の中に貢献することのできる人づくり」という、企業目線も取り入れた生活指導/就労サポートを実施します。
毎月の生活費(食費、生活費、光熱費等)として32,000円をいただきます。
対象年齢は原則15~20歳ですが、退去のタイミングは入居者の貯蓄や生活レベル・社会適応レベルなどに応じて相談しながら決めていきます。
ダイブには、あなたと同じように自立を目指す入居者や指導者との共同生活です。家族としてともに暮らす人とたちへの配慮や思いやりを大切にします。
ダイブ入所者に対する自立援助内容の一部をご紹介します。
「健康的に生きるための基本的な衣食住」「安心して休息できる場所」を確保し、自立のための準備を行う場所を提供する。
お金の使い方や管理の仕方を指導。自立後の資金として、現在子どものたちの就労における毎月の給料の中から計画的に貯蓄。
自立援助ホーム退所後に社会に馴染み日常生活で困ることのないよう、正しい生活リズムや家事、慣習など暮らしに必要な知識・教養を身につける。
教育・福祉・地域・企業など様々な分野におけるネットワークと通じ、その子どもの適正に合った職業や就労先の紹介やサポートを行います。